└コラム16  決めた人は何かを得ている

こんにちは、ナースのとも良縁です。

 

今回は 結婚相談所に入会には至らなかったものの、人生をご自身で動かした女性のお話です。

 

 

3ヶ月前の雨の激しく降る日、Nさんはきちんとしたスーツ姿で個別面談にいらっしゃいました。大阪出身の34歳、看護大学入学で上京。三人姉妹の長女で今は製薬会社で勤務されているとのこと。お仕事が終わって駆けつけてくださったので、スーツにPCカバンを持ってにこやかに面談会場に入ってこられました。

 

「もう、結婚したいんです」

 

開口一番まっすぐ私を見てNさんはおっしゃいました。お話を伺うと、Nさんはお仕事で忙しくしながらも、休日は趣味のサイクリングで全国を回っているアクティブな方でした。3ヶ月前まで2つ年下の彼氏がいたそうですが、なんとなく自然消滅になってしまった。今後自力で出会いがあると思えないと、個別面談に申し込まれたそうです。


育った環境・結婚観などお話を聞いていると、なんでも明確に返答が返ってきて聡明さが伺えました。結婚したいという気持ちも強いと感じます。結婚相談所のシステムなどご説明もしましたがこの日はご契約には至らず、検討してお返事します、となりました。
企業で働く人らしく、3日以内にお返事しますと帰り際に話されていました。


次の日、Nさんからメールで

「昨日横山さんとお話しをしながら、実はきちんと前の彼氏と向き合っていなかったと思いました。きちんと向き合って、ダメだったらまたご相談させてください。」

とご連絡いただきました。Nさんらしいな・・・・と感じました。誰かに話すことでご自身の気持ちが整理されることはよくあることです。Nさんはきちんとご自分の気持ちと向き合って、前に進もうとなさっていると感じました。それは素晴らしいことだと思います。是非、きちんとお話しなさってみてください!とお返事しました。

 

 

 

その後、Nさんから連絡はなかったので、彼氏さんとまたお付き合いなさっているのかと思っていました。

 

 

先日、Nさんから久しぶりにメールが来ました。
「私、結婚することに なりました!!」と。
驚きながらも嬉しく、「あの彼氏さんですね!」と伺ったら実は違うとのお返事。
さらに驚いて、後日詳しく馴れ初めをお電話で聞かせていただきました。

個人面談後、Nさんは元彼氏さんと今後について話し合いました。しかし残念ながら話は進みませんでした。そんな中、昔の患者さんと偶然街中で再会し、近況を話すうちに甥御さんがちょうど同じ歳で独り身だという話になりました。

一度あってみたら?というお話しになり、あれよあれよと話がまとまったそうです。
「もう、本当にびっくり~!!こういう時ってすんなり行くんですね。」と豪快に笑うNさん。まさか元患者さんの親戚に自分がなるとは夢にも思っていなかったと。

 

ナースだと、「患者さんと付き合うことはありますか?」と他のお仕事の方から聞かれることはありますが、私の周りではあまりありませんでした。
今回は、元患者さんがご自分の甥御さんを紹介する・・・・さらに珍しいケースです。
元患者さんは、ご自身が命に関わる闘病生活を送っていたときに、親身に支えてくれたNさんを信頼してのお話だったのだと思います。私との面談のときも、真っ直ぐに視線を合わせて色々なお話を真摯にしてくださったことを思い出しました。

 

 

Nさんは、ご自身がどんなお相手と結婚したいのか、どんな生活を二人で送りたいのかなどを色々考えていたところの出会いだったと言います。

このお話を聞いて、やはり具体的にイメージをしていくことはご縁を引き寄せるのだと確信しました。

たった一度、結婚相談所の人間としてお話をさせていただいただけでしたが、心からNさんのご結婚を嬉しく感じました。Nさんはご自身でご縁を引き寄せられたのです。

 

Nさん、幸せのご報告ありがとうございます!
嬉しかったです!!!

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本結婚相談所連盟
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